うなぎ屋(2030年創業)’s blog

2030年創業のうなぎ屋です。創業までの道のりを紹介します。

#24うなぎの完全養殖を考える その1

こんにちは、2030年開業のうなぎ屋です。

今回はうなぎの完全養殖について考えたいと思います。

水産技術研究所の動画などを参考にうなぎの完全養殖の難しさを考えてみると、大きくは2つ

 1.えさ

 2.環境

です。

環境はさらに、温度、水質汚染(pH、不純物)、光、水流、水圧 くらいに分けられるかと思います。

これらの組み合わせに最適条件があるはずで、それが見つけることが課題です。

また、養殖を考えるとコストも考慮しなければなりません。えさと人件費が高いようです。

現状は一匹育てるのに2500円ほど。それを500円以下、天然物との競争力維持のためには200円以下にする必要があります。

 

難しさの一番の理由は、孵化してからのレプトセファルスの段階の自然の生育状況が確認できていないためです。マリアナ海嶺近くを漂っているようですが、詳細は分かっていません。

 

餌は捕まえたレプトセファルスの体内に何があるかから推測して試しているようです。そこでアブラツノザメの卵が第一候補となり、それで完全養殖も成功はしました。が、コストが高いのが問題だそうです。

やっかいなのは、ずっと同じ状態がいいとは限らないことでしょう。朝昼晩や成長の状態によってベストの環境や餌は変わるのでしょう。

マリアナ海嶺からフィリピン近くを通って日本に来るまでの環境変化がベストなのでしょうか。

 

そんな課題に門外漢の自分だったらどう取り組むか

今分かっている情報を元に条件を仮決めして、実険計画法かな、

あとは各種センサーをたくさん付けて、トライ時のデータを蓄積して多変量解析とか。(手法に年齢が現れますね)

限られた時間と予算の中でよりベターの解をどう見つけるかです。

今日はここまで。